2019/ 5/9 ネイリスト3級ラウンドと格闘&ジェル検定初級のピーコック

 

 

 

検定試験につきまとうラウンド

先日入校された生徒さん、今日はラウンドの練習をみっちりしました。
ラウンドって、ちゃんと「定義」があるんです。これを無視すると、いつまでたっても綺麗なラウンドが取れない・・・ずーーーっと悩まされてしまいます。
今日の生徒さんには、ファイルの持ち方とストローク、ラウンドがオーバルになってしまった時の改善点を集中的にレクチャーしました。ちょっとした見方やファイルの角度ですぐに改善しました。良くも悪くも、どうしてそうなるのかがわかると、上達がとてもスムーズです。
サロンワークでは、ナチュラルネイルの主流のカットスタイルは、オーバルがダントツですが、検定試験では、ネイリスト3〜2級、ジェル検定初級〜中級まで「ラウンド」がつきまとうのです。
 実はラウンドが一番難しい!曲がってる指や、傾いている爪にバランスよくラウンドを取らなくてはいけないからです。作品画像でよく見かける傾いたままのラウンドやオーバル・・・爪の癖を無視しているのが一目瞭然。こうした事が無いように、ファイリングのコツを交えながらレクチャーしていきます。ですので、私の3級さんに対する授業内容は、一番濃いかもしれません。ラウンドだけに限らず、ツール類の使い方や、カラーリングの完成度まで、3級を受験する頃には2級レベルにまで上達しています。もちろん、第一には生徒さんの頑張りがあってこそですけど!
基本はとっても大切。ここを飛ばすと、あとでとっても苦労します。  

こちらのお二人は、来月のジェル検定初級に向けての練習です。ピーコックのコツがわかったら、お二人とも難なくクリアです!このあとは、色々カラーを試してみたり、ラインの太さなどを変えてみたり、一番綺麗に仕上がる方法を何回も練習します。ピーコックの技法もそうですが、気をつけなくてはいけないのは、この後にかけるトップジェル。検定試験では、特にピーコックの指のトップがボコついている作品をよく見かけます。いくらピーコックが綺麗でも、トップジェルの状態が悪いと、とっても残念。トップジェルやベースジェルはクリアなので、簡単!と思われがちですが、実は一番丁寧に行いたい工程です。持ちや仕上がりの美しさに影響が出てしまう、とても基礎的な部分です。検定試験では、どちらかというと仕上がり重視なので、トップジェルの塗布の練習をしましょうね!次回からは、モデルさんとの一連の通し練習に入ります。